デグーの病気の種類と症状|原因と予防方法

デグーの病気とその症状、予防策 デグーの病気

生きているなら一度は経験するであろう病気。

ペットを飼うのであれば、病気についてもしっかりと把握していなければなりません。

  • もしもの時の応急処置はできますか?
  • ぐったりしていたらどうしますか?
  • 動物病院は調べていますか?

ペットを飼う前に必ず調べておきましょう!

デグーが病気やケガをしたときは想像以上に飼い主も焦って適切な判断ができません

前もってどのような病気があるか把握しておきましょう。

スポンサーリンク

デグーに比較的多い病気

  • 不正咬合
  • 糖尿病
  • 脱毛症
  • ペニス脱
  • 骨折
  • 真菌症
  • 糖尿病
  • 熱中症/低体温症
  • しっぽの切断・皮膚の抜け落ち
  • 下痢
  • 肥満
  • 白内障

デグーに異変があったら。病院へ行く前に行うこと

特に小動物は、自分の体調不良を隠します。これは自然界で生き残るための本能ですが、命にかかわることもあります。

もし異変を感じたら以下のことメモして、病院へ行きましょう。

病院へ行く前のチェック項目

  • いつから異変があるか
  • どのような状況で起こったか(けがをした場合)
  • ケガをしている場合、デグーが傷を気にしているか
  • うんちの大きさや量、形はいつもとどれだけ違うか
  • 尿の色や質などの状態チェック
  • チモシーは食べるか
  • チモシーを食べない場合、おやつなど好きなものは食べるか
  • 水は飲めているか
  • 動きは普段とどのように違うか
  • 病院へ連れていける体力があるか

尿やうんちは可能であれば、新鮮なものを採取し、一緒に病院へ持っていくといいです。

変に自分で解決せず、異常があったら速やかに病院へ行きましょう

病院は 営業時間・予約制がありますので、事前にしっかりと調べておきましょう

もし連れていける体力がない場合は一度病院へ電話し、連れていける状態かお医者さんの指示を仰ぎましょう

ただし電話はあくまで一時しのぎという場合です。病院も忙しいです。電話での相談を受け付けていないところもたくさんありますし、実際に診察しないとわからないこともたくさんあるので、その場で答えていただけない場合もあります

普段からデグーの健康状態をチェックする

普段からデグーの健康チェックを行うことで、いち早く症状に気づくことができます。

デグーの健康チェック!6つの項目でデグーに健康に過ごしてもらう!

2019年2月28日

デグーに起こりうる病気一覧

こちらにまとめているのはデグーの病気のすべてではありません。

デグーはまだ飼育されるようになってから日が浅く、原因の不明な病気もたくさんあります。

こちらではデグーが比較的なりやすい病気と、現在知られている病気の一部をまとめています。

この症状がでたから、必ずこれだ!というものではありません。あくまで参考にお使いください。

歯(口)

不正咬合(切歯・臼歯)

症状エサをうまく食べられなかったり、水がうまく飲めなくなったり、よだれで口の周りが汚れます。その汚れを拭くために前足で口元をこするようなしぐさをしたりします。また給水ボトルからの水が飲みにくくなったり、旨く食べられないことにより、痩せていきます。
原因 金網ケージなどをかじり続けることで歯がゆがんでしまったり、柔らかいエサばかり食べ続けるとで起こったりします。また、落下時に着地がうまくいかず、顔を打ってしまうことで発症するときもあります。
予防ケージをかじらせないように工夫しましょう。ケージをかじってしまう場合は、ケージに木製のフェンスをつけたり、かじり木をたくさん設置しましょう。臼歯の場合は、牧草などの繊維のある食べ物を与え、臼歯をしっかりと使うようにしましょう。
ケージの中はデグーが高いところから落下しても大丈夫なように段差を作り衝撃が和らぐようなレイアウトを目指しましょう。

デグーのケージかじりを防止!3つの対策方法!

デグーのチモシー一覧

仮性歯牙腫-かせいしがしゅ-

症状鼻水やくしゃみを出すようになります。また、花や口の周りを気にするようなしぐさがみられることもあります。うまく呼吸ができないので、空気を飲み込みすぎてしまい、お腹にガスがたまることもあります。
原因 何らかの衝撃をうけたり、歯が折れたりすると、歯が正常に伸びず、歯の根っこ部分が硬いこぶのようになってしまいます。その影響により、上部にある鼻腔をふさいでしまい、気道が狭くなり、最悪の場合呼吸困難から死に至ることがあります。
予防不正咬合と同様に、ケージ噛みをさせないようにしたり、高所から落下しないようにケージのレイアウトを工夫しましょう!

デグーのケージかじりを防止!3つの対策方法!

デグーのかじり木一覧

白内障

症状目が白く濁っているように見えます。徐々に進行していき、進行すると水晶体全体が白くなり、目が見えなくなってしまいます。
原因 原因は「①加齢②糖尿病③遺伝性」の3つがあげられます。
予防①加齢:加齢による白内障の予防方法はありません。
②糖尿病:普段の食生活を注意することで糖尿病を予防することができます。
③遺伝性:一般的に白内障がある個体は繁殖に使用されないことが多いですが、時として、遺伝で発症してしまうことがあります。発症してしまった場合は病院の先生と相談をしましょう。

デグーのエサは何がいい?デグーが食べられるもの、食べてはいけない物

デグーのチモシー一覧

結膜炎

症状粘り気のある涙や目やにがでたり、目やにで目が開きにくくなったりする
原因 原因は「①喧嘩で目に傷がつく②砂などが目に入りこすって傷がつくなどがあげられます。
予防砂浴びは、飼い主が見ているときにしたり、デグー専用の砂を使って砂浴びをさせたり、牧草や木材も定期的に掃除しましょう。

デグーの砂浴びは必要?デグーのお風呂は常設派?砂浴びの頻度や方法

鼻炎

症状鼻水やくしゃみが出ます。初期はサラサラしていますが、徐々に粘り気のある鼻水が出ます。
原因 細菌感染やウイルスによって起こったり、牧草の粉や砂の粒子でも鼻水が出ます。刺激が繰り返し続くことにより鼻炎の原因にもなったりします。
予防ほこりっぽい環境にならないようにしましょう。砂によってはくしゃみが頻繁に出る場合もありますので、デグー用の砂を使用しましょう。

デグーの砂浴びは必要?デグーのお風呂は常設派?砂浴びの頻度や方法

内臓や分泌系(体の中)

肺炎

症状早くて荒い呼吸。呼吸時に咳をする。食欲不振や元気がなくなります。
原因 幼体や老体、体力が落ちている状態で不適切な環境にさらされると発症しやすくなります。
予防温度管理に注意しましょう。不衛生な環境をつくらないようにし、ほこりが溜まらないように小まめにケージを掃除しましょう。

糖尿病

症状糖尿病は築きにくい病気を言われています。水の量が増えたり、尿の量が増える痩せてくる症状がみられるといわれています。
原因 血糖値をさげるホルモンが正常に働かなくなるため糖尿病になります。
予防 糖質は生き物にとって必要な栄養素ですが、過剰な量の糖質をあげないようにしましょう。もともとデグーは草食動物なので、エサのメインはチモシーです。糖質の多いおやつなどは特別な時に使用しましょう。

デグーのチモシー一覧

また現在では「デグーは糖尿病になりやすい動物」とはいえないのではないかといわれています。

肥満(病気ではありませんが、リスクを伴います)

原因 摂取エネルギーよりも消費エネルギーが低いと肥満の原因になります。
予防適切な食事と運動をさせてあげましょう。特におやつは高カロリーなものが多いで、量や質を気にして与えましょう。

※こちらよくある事例のため、後日詳細記載します!

食滞

症状食欲がなくなり、その症状が続き痩せていきます。うんちの量が減ったり、小さくなります。ガスが溜まりお腹が膨れたりもします。
原因 何かの原因で消化管の働きが鈍り、消化管の中にエサが溜まってしまうことで引き起こされます。
予防 消化管の働きが鈍る理由は様々ですが、消化不良や水分不足、運動不足があげられます。普段からデグーの様子を観察して違和感がないかチェックしましょう。

下痢

症状軟便から、水のようなうんち、血便などが見られます。肛門周辺が汚れることもあり、下痢が続くと脱水症状になる危険があります。
原因 様々な理由がありますが、細菌やウイルスからの感染、ストレスやデグーに合わない食事などが原因として挙げられます。
予防寒暖差の激しくない環境にし、適切な食事を与えましょう。
また複数飼いの場合、下痢をしたデグーがいたらケージを引き離し、飼育用品を共有しないようにしましょう。

便秘

症状便が出なかったり、出にくい状態の事を指します。形が小さかったり、排便時に時間がかかり痛がる症状がみられます。
原因 水分不足による便秘や、異物を食べてしまうことによる腸閉塞によって引き起こされます。
予防十分な牧草と繊維質の多い食事を与えてください。適切な環境を維持しましょう。

腫瘍

症状腫瘍や種類によってさまざまですが、皮膚に近い部分であるならしこりに気づきやすいです。元気がなく、やせたりもします。
原因 環境や遺伝、高齢など原因はさまざまです。
予防日々の健康チェックで早期発見につとめましょう。

デグーの健康チェック!どこを見ればいい?

皮膚

脱毛症

症状皮膚が見えるほど毛の一部や体の大きい部分で毛が抜けてしまう。
原因 ホルモンバランスの異常や代謝異常、栄養バランスの悪化、皮膚炎、ストレスから起こったりします。
予防温度や湿度、日照時間を適切な状態にしましょう。また栄養も偏らせすぎないように。

真菌症

症状感染すると起こる脱毛が円形の場合が多い。脱毛、怪我薄くなったり、フケが出たりします。鼻・耳・足周りに見られることが多いです。
原因 真菌(カビの一種)の感染によって起こる。
予防衛生的な環境を整えましょう。
※怪しいと思ったら病院へ行きましょう!治療は自己判断で辞めないようにしてください!

外傷(外部からの原因)

噛み傷

症状出血をしたり傷があります。腫れることもあり、触ると痛がることがあります。
原因 デグー同士がけんかをした際に強い力で噛みつかれると出血する場合があります。
予防相性がよくないデグー同士が同じケージ内にいたり、近くにいたりする場合は引き離しましょう。また、デグーは普段穏やかな生き物ですが、ストレスが溜まったりすると自傷行為をしてしまう危険があるので、気をつけましょう。

尾抜け・尾切れ

症状<尾抜け・尾切れ>骨と皮下組織がむき出し状態になること。
<尾切れ>切れた尾の骨までとれる
原因 天敵に捕まりそうになったり、無理に捕まえようと尻尾をつかんだとき。意図せず用具に引っかかってしまったときなど
予防デグーを触ったり、抱き上げるときは尻尾をつかまないようにしましょう。
また、部屋んぽをしているときはデグーがどこにいるかしっかりと把握しましょう。立ち上がったときや座ったときに誤って踏んでしまう可能性があります。

骨折

症状手や足を骨折した場合、手足を浮かせて歩いたり、引きずったりします。痛みで動けないため、普段よりじっとしていることが多くなります。
原因 ケージの高いところからちび降りた衝撃だったり、落下、デグーを持ったまま歩いている最中に落としてしまう。部屋んぽ中に踏んでしまうことがあります。
予防ケージのレイアウトはデグーが落下しないように段差を適度につけましょう。また部屋んぽ中はデグーがどこにいるか常に把握し、立った状態でデグーを登らせないようにしましょう。

熱中症 低体温症

症状<熱中症>耳が赤くなり、よだれが多くなったり、呼吸がうまくできない。
<低体温症>手足や体が冷えます心拍数が低くなり、意識を失う場合も。
原因 <熱中症>温度や湿度が高く、風通しの悪い環境でおこります。
<低体温症> 寒かったり、温度が急激に下がったり、体が濡れている状態が続くと体温を維持できなくなり低体温症になります。特に未発達である幼いデグーや機能が衰える高齢デグーには注意が必要です。
予防適切な温度を保って飼育をしましょう。デグーの適温は温度25℃前後、湿度50%前後が最適と言われています。

→応急処置(coming soon…)

その他

ペニス脱

症状ペニスが出たままになってしまう状態です。放置していると変色したり、壊死してしまいます。また出たままですとデグーが気にしてしまい、かじってしまいます。
原因 ペニスが生理現象で包皮から出ている状態で被毛などがからまってしまったり、ペニスが出ている時間が長く、乾燥してしまう、腫れてしまうことで戻らなくなります。
予防予防は難しいと言われています。普段から気にすることでいち早く異変に気付くことができます。

自咬症

症状自分で皮膚をかじり出血したりします。
原因 多くの場合はストレスが原因です。他のデグーをかじったりもします。
予防ケージが狭く退屈ではないか、運動不足やコミュニケーションを寄っているかなど常にデグーの様子を観察しましょう。

普段からデグーの体調を観察し、デグーが健康で過ごせるように心がけましょう。