こんにちはナミです!
デグーはアンデス山脈に住んでいて岩場に60cmの深い穴を掘って暮らしています。アンデス山脈は冬は0℃、夏は40℃と過酷な環境ですが、穴の中は、さほど温度差がありません。
なのでデグーは生活するうえでの適温は気温25℃、湿度50%と言われています。
ということは、デグーにとって日本の夏、冬はとても過酷なことがわかります。
いくら室内といっても夏は30℃、冬は10℃になりますよね。
ではデグーに快適な部屋の環境は他にどのようなことがあげられるのでしょうか?
この記事の目次
デグーは暑さ寒さに弱い!夏と冬はエアコンをつけたままにしましょう!

適温25℃のデグーを飼うということは、要するに真夏・真冬はエアコンをつけっぱなしにするということです。
もしここで電気代がもったいない!とか、地球温暖化が…とか思うなら、あなたはデグーを飼うべきではありません。
勿論、電気がもったいない、地球温暖化に全く関係ないとは言い切れませんが、もしもったいないと思うなら、自分の生活の方で我慢しましょう。それくらいの気持ちが無くてはいけません。
ちなみに、私は一人暮らしで、デグーを2匹飼っていますので、参考に私の電気代をご紹介します。
デグー部屋の広さ12畳(主の家事などの電気代も含まれています)
2月(01、03月)¥9,000~15,000前後
5月(04、06月)¥4,000前後
8月(07、09月) ¥9,000~12,000前後
11月(10、12月)¥4,000~6,000
夏と冬のそれぞれ3か月はエアコンつけっぱなしです。その年の寒暖にもよりますが、だいたい¥10,000前後になります。
デグーを飼っている部屋のニオイは大丈夫?

デグーはにおいに敏感です。デグーのケージが汚いと掃除してとせかしてくるほどです。
デグーケージだけでなく、ケージが置かれている部屋の環境はどうでしょうか?
人間には害がなくても、動物には害のあるニオイがあります。あなたの部屋は大丈夫?
- デグーのお部屋の掃除はちゃんとしていますか?
- アロマを置かない(デグーではまだ伝わっていませんが、犬や猫にとってアロマは危険です。確かではありませんが、デグーのいる部屋に人工物であるアロマなどはおかないほうが得策です)
- 殺虫剤をまかない
- たばこを吸わない
デグーの部屋は床から1m以上離しましょう!寒暖差のない場所選びましょう!

デグーは野生では岩場に15~60cmの深さにトンネル状の穴をあけて暮らしています。穴の中では寒暖差はあまり激しくありません。
- 直射日光の当たらない日当たりのいい場所に設置しましょう
- ケージの設置場所は寒暖差が起きない場所を選びましょう。
- ドアの近くは避けましょう(開閉により寒暖差が生じます)
- エアコンの真下は避けましょう
- 床から50cmは人が思っているよりも気温が上下します。床から1mくらい離したほうがいいです。例えばエアコンの温度を25℃にしていても床付近は18℃だったりします。
よく、デグーのケージを床に置いている方がいますが、寒暖差があり、好ましくありません。どうしても床に置く場合、冷気がケージに回り込まないように、 段ボールなどで、下側を囲いましょう。
静かな場所を選びましょう

外の騒音やほかのペットの鳴き声、話し声、物音が常にすると、デグーはストレスが溜まってしまいます。
また、慣れない音にびっくりして1時間以上、警戒音を発してしまう可能性もあり、体にも負担がかかります。
程よい生活音のする場所を選びましょう!
他の動物を飼っている場合の対処法!
- 猫や犬など他の動物を飼っている場合は部屋に入らないように柵をするか、そもそも入れないようにしましょう
- ただし、チンチラやモルモットは仲良くなる可能性があります。(野生ではチンチラネズミとデグーは同じ環境で共に生活していたりします)