デグーは、「体調が悪い」と言葉で伝えてくれません。
毎日デグーと接することで、健康状態を把握し、見た目や行動に変化がないかを観察することで、病気の兆候を即座に発見することが大切です。
そのためには「毎日の健康チェック」が必要です。日々のお世話の中に健康チェックを取り入れましょう。
健康チェックのポイント
チェックポイント
- 排泄物のチェック
- 食欲のチェック
- 飲水量のチェック
- 元気、外見や動きのチェック
- 体のチェック
- 体重測定の実施
【排泄物のチェック】
掃除の際に便の大きさや量、尿の量など半化がないかチェックしましょう!
【食欲のチェック】
食べ残しの量を確認しましょう。また食事を与えたときに、すぐに食べ始めるかどうかで、食欲があるかどうかを判断することができます!
【飲水量のチェック】
水を普段よりたくさん飲んでいたりすると糖尿病の恐れがあります。飲水量のチェックをしましょう!ボトルに10ml単位で線を引くとわかりやすいです。
【外見や動きのチェック】
外傷などのチェックをしましょう。あなたの見ていないところでけがをしている場合があります。
【体のチェック】
やせ細っていないか、むくんでいないかの判断になります。またコミュニケーションを普段からとっていると、ちょっとしたデグーの変化にも気づきやすいです!!
【体重測定】
一週間に一度、デグーの体重測定をしましょう。体重は体調の変化のバロメーターでもあります。
具合が悪い時の一例
具合が悪い時の様子
- 口をもぐもぐしている(何度も行い、歯の奥をかく)【不正咬合の恐れ】
- 体がぐたっとしていて、意識がもうろうとしている【熱中症、脱水症状】
- 足を引きずっていたり、歩き方がおかしい【骨折の恐れ】
- 飲水量が増す【糖尿病の恐れ】
- 食欲がなくなる
- お尻が濡れている
- 急にかんだり、怒りっぽくなった
- 体の一部をよく気にしている
などがあげられます。もし違和感があったら、早めに病院へ行きましょう!
体重のはかり方
様々なチェックの方法の中、体重をはかるのは一番苦労します。
私が行っているデグーの体重の測定方法を2パターンご紹介します!
方法01.プラケースに入れて体重をはかる

測定方法①
- 100均で売っているプラスチックケースを用意します
- プラケースを秤ではかり、プラケースの重さを計測します。
- メモにプラケースの重さ①を記載します(1度書いておくと便利です)
- エサでデグーをプラケースに誘導し、ふたを閉めます。
- 秤のメモリを0にして、デグー入りプラケース②の重さをメモします
- デグーをケージに戻します。
- ②-①がデグーの重さになるので、ノートに記載しましょう
方法02.エサで誘導して体重をはかる

測定方法②
- 秤のスイッチをON(0g)にしておきます
- デグーをエサで直接、台に誘導します。
- ある程度数値が安定するまで、エサをデグーの上で止めておきます(少しかわいそうですが我慢です^^)
- はかり終わったらエサをあげましょう
数値がはかれるまでエサをあげない理由として、エサをあげてしまうと、その場で食べてくれる場合と持ち帰って隅で食べてしまう場合があるからです。特に大き目のおやつは持ち帰って食べる可能性大です!!
↓体重測定時におすすめなおやつ↓
