はじめてデグーを抱っこするとき、あなたは不安になりませんでしたか?
- じっとしてなくて、すぐ逃げてしまった
- どこを触ったらいいのかわからない。怖い!
デグーを触るときにあなたが不安がっていると、デグー(他の動物も)もその不安を感じ取ってなかなか触らせてもらえません。
ここでは、デグーの抱っこの仕方や方法、なぜ抱っこが必要なのか解説していきます。
なぜ抱っこが出来るようになることが必要なのか
抱っこは病院で診察する際、必ず必要となってくる行為です。
動物病院では抱っこのことを 『保定』といい、 動物の治療や健康状態を診るときに、動かないように抑えることを言います。
保定ができないと…
- 普段のデグーの体調を管理しにくい
- 病院で治療をするときに暴れてしまう
普段から人の手に慣れておくことにより、病院で暴れて、けがや病気を悪化するのを予防できるのです。
抱っこで気を付けること
1.しっぱは絶対につかまない
野性では、猛禽類や猛禽獣に襲われることがあります。その際にしっぽをつかまれたときに簡単に切れるようにすることで、外敵から命を守っています。
ポイント
デグーのしっぽは簡単に抜けてしまう構造になっています。
ペットのデグーも同じで、しっぽは抜けやすいです。必ずしっぽは触らないようにしましょう。
2.デグーの後ろからつかんだりしない
デグーに触れるときは必ず前方からにしましょう。
見えない場所から触ると驚いて、手に恐怖心を覚えてしまいます。
抱っこ(保定)の手順
1.デグーが人に慣れていない時
まずは手のひらにおやつを乗せてデグーが食べてくれるのを待ちましょう。
何度も繰り返すうちに手に慣れてきます。
おやつをあげるときの注意点
おやつはカロリーが高いので、あげすぎに注意してください。
2.デグーの前方から手を入れて、素早くデグーを手のひらに乗せます
デグーは必ず前方から手を入れましょう。
後ろから入れるとびっくりしてしまい。保定ができなくなってしまいます。
3.もう片方の手を横から優しくおおいましょう
下から少し手を入れたら、もう片方の手で横からそっと支えてあげましょう。おむすびをやさしく包むイメージです!
抱っこ(保定)の仕方=方法②=
デグーを左右からすくう感じで持ち上げましょう。
そのまま片方の手を上からかぶせるようにしても保定ができます。
まとめ
初めてデグーを飼う方やこれから保定の練習をする方に向けて、保定の仕方をご紹介しました。
- 保定は病院で必要となってくること
- 普段の健康チェック時にも役立つ。
- 保定の際の注意点
- 保定の仕方は1種類ではないこと
保定を伝授して、今後のお世話に役立ててみてください!